ドローン用技術を応用、被写体を追い続ける自撮り棒が登場
ベルリン(CNNMoney) 手ぶれを抑えた動画を撮影できる「自撮り棒」を、空撮用ドローンを手がける中国の新興企業が発売した。
この自撮り棒はDJI社の「オスモ・モバイル」。手ぶれを打ち消して平衡を保つスタビライザーがついていて、安定したなめらかな動きの映像が撮影できる。
スタビライザー付きの自撮り棒なら他にもあるが、オスモ・モバイルの場合はジョイスティックのようなボタンがハンドルについており、スマートフォンとブルートゥースで無線接続すれば、ハンドル側で簡単に操作できる。
1回クリックすれば録画開始。別のボタンを押せば自撮りモードからカメラを切り替えることもできる。
また、ドローン空撮用カメラから採り入れた機能である「アクティブトラック」モードも搭載。これはカメラが動いていても、特定の被写体を自動的に追い続ける機能だ。
重さは約500グラムで、米国での価格は約300ドル(約3万1000円)。