ソフトバンクのファンドに10億ドル出資、アップルが認める
ニューヨーク(CNNMoney) 米アップルは5日までに、ソフトバンクグループの創設するテクノロジー向けのファンドに10億ドル(約1100億円)を出資すると明らかにした。
アップルはCNNMoneyの取材に対し、声明で、「アップルは何年にもわたりソフトバンクと緊密に業務を行ってきた。アップルはソフトバンクの新しいファンドがアップルにとって戦略的に重要となり得る科学技術の開発速度を高めると考えている」と述べた。
ソフトバンクは昨年10月、科学技術分野に投資するための1000億ドル規模のファンドの設立を表明していた。ソフトバンクが250億ドルを出資するほか、サウジアラビアの政府系ファンドが450億ドルを負担する見通し。
ソフトバンクグループの孫正義社長は12月、米ニューヨークでドナルド・トランプ次期大統領と会談し、米国に500億ドル規模の投資を行うと表明。投資資金は新設するファンドから出されると説明していた。