公衆トイレに顔認識ソフト、ペーパー泥棒を防止 北京の公園
中国ではこれまで、トイレットペーパーは使用者が持参することが前提とされ、ペーパーを置かない公衆トイレも多かった。しかし国内外からの観光客の増加に伴い、ペーパーを設置する公衆トイレも増えつつある。
顔認識ソフトの導入はプライバシー不安を生じさせかねない。
しかし天壇公園で取材に応じた別の女性は「ただでトイレットペーパーを持ち去ろうとここに来る人たちは、その時点で自ら尊厳をなくしている。そんな人たちに、個人のプライバシーとは何かが理解できるだろうか」と問いかけている。