ロシア版ターミネーター? 銃2丁操る人型ロボ開発
(CNN) ロシアのドミトリー・ロゴジン副首相は27日までに、標的に銃撃したり車を運転し、道具を使いこなせるなどの機能を持つとする人型ロボット「FEDOR」のビデオ映像をツイッターの自らの公式アカウントに掲載した。
自律的な性能を持つこのロボットは、ロシア政府機関「ロシア先端研究事業基金」が開発。ソフトウエアはコンテストを開いて競わせているという。
ビデオ映像にはFEDORが銃2丁で標的を撃つ場面も含まれたが、同副首相は物事の即座な判断能力を養う訓練と指摘した。
必要ならFEDORの操作担当者の動作を真似する動きも可能だという。映像には歩行、腕立て伏せや床面をはう能力を示す場面も含まれた。
同副首相はツイッターで「我々は人工知能(AI)を創出したのであって、ターミネーターではない」とも述べた。
CNNの取材に応じた同基金は今回のビデオ映像が本物と認めたが、このロボットに関する他の詳細は公にしなかった。