ハーバード大、10人の合格取り消し ネット上で差別的発言
(CNN) 米名門ハーバード大学に今年入学することになっていた合格者少なくとも10人が、フェイスブック上でのやりとりで露骨なジョークを共有したとして合格を取り消されたことが分かった。
同大学の学生新聞「ハーバード・クリムゾン」によると、大学側が入学予定者用にフェイスブック上で設けた公式グループから派生したチャット・グループの中で、悪意のあるメッセージや画像が共有されていた。
性暴力やナチス・ドイツによるホロコースト(ユダヤ人大虐殺)、子供の死、特定の民族や人種を扱ったジョークなどが含まれていたという。
公式グループのページには、非公式のグループ、チャットやその内容について大学側は責任を負わないとの注意書きとともに、合格者の品性などが問われる行為があった場合は合格を取り消す場合があると明記されていた。
ハーバード大学には今年、3万9506人から出願があり、その5.2%に当たる2056人が合格していた。