防犯ロボ、池でおぼれる 任務開始から1週間たたず

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「おぼれて」しまったスティーブ

「おぼれて」しまったスティーブ

(CNN) 米首都ワシントンの商業施設をパトロールしていた防犯ロボットが、階段を踏み外して噴水の池に転落しているのが見つかった。

「スティーブ」と名付けられた防犯ロボットは17日、ワシントンのジョージタウン地区にある川沿いの商業施設「ワシントン・ハーバー」で、噴水池に転落した。

ツイッターには池の中に倒れて水につかったロボットの写真が投稿され、「自分から身を投げた」というコメントも。何者かが関与したのか、それともスティーブが自分で転落したのかは分かっていない。

スティーブは同施設でパトロールを始めたばかりだった。デビューを紹介するフェイスブックの12日の投稿では「多彩な防犯能力」をうたっていたが、水中の防犯対策は含まれていなかったらしい。

デビューからわずか数日で起きた事故に、「幸せで元気そうな様子だったのに」とスティーブをしのぶ声も寄せられた。一方で、「私のオフィスビルの近くに防犯監視ロボットがいる(すごく薄気味悪い)。今日は人類の勝利」という投稿もあった。

スティーブのような防犯ロボット「ADM」を製造しているナイトスコープ社によると、ADMは何台ものセンサーを使って自分のいる場所を認識し、安全な経路をたどって走行する。耐久性は高く、破壊行為にも対抗できるという。

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