教育現場向けの新型iPad、グーグルの牙城を崩せるか
フューチャーソース・コンサルティングのアナリスト、ベン・デービス氏によれば、アップルは学習に対する創造的なテクノロジーへ投資する顧客をターゲットにしてきた。一方で、クロームブックは、デジタル生産性を教室に取り入れたり、オンラインでの試験を支援したりするための方法を手ごろな価格で提供することを優先している。
アップルの教育分野での歴史は長く、子どもたちが好む質の高い製品群を生み出すという名声も得ている。しかし、多くの学校では、購入に際しては依然として価格が最初に検討される。
テクノロジー・フォー・エデュケーション・コンソーシアムのフリードランダー氏は、アップルが個人向けのテクノロジーに持ち込んだような変革を教育現場に導入することができなければ、価格で競争せざるを得なくなるだろうとの見方を示している。