ザッカーバーグ氏公聴会終了 計10時間、約100人の質問に返答
前日に続き、フェイスブックの潜在的な独占力について問い詰められると、平均的な米国人は1日に8本のアプリを使って連絡を取り合っており、「多大な競争」があると主張した。ただし、8本のアプリのうち何本がフェイスブックの傘下にあるのかは不明だ。
今回のデータスキャンダルによって、フェイスブックの時価総額は暴落した。ザッカーバーグ氏がCEOを辞任すべきかどうかという、かつては考えられなかった疑問も浮上している。世界中のプライバシーや市民の対話、国内制度などに与えるフェイスブックの影響に関する懸念も改めて浮き彫りになった。
市場はザッカーバーグ氏初の議会証言を好感し、フェイスブック株は10日の終値で4.5%上昇、11日の取引ではさらに1.5%上げた。