グーグルプラス、サービス終了を前倒し 新たな脆弱性見つかる
ニューヨーク(CNN Business) 米グーグルは12日までに、同社のソーシャルネットワーク「Google+(グーグルプラス)」について当初の予定よりも前倒しでサービスを終了させると明らかにした。新たな脆弱(ぜいじゃく)性が見つかったことを受けた措置。
グーグルは10月、欠陥が見つかったことを明らかにしていた。欠陥がみつかったのは3月で、発見後すぐに修正したとしていた。このとき、最大50万人の個人情報が流出した可能性があるとされた。
新たな脆弱性は11月に行ったソフトウエアの更新時の欠陥で、約5250万人に影響がおよんだ。公表していない個人情報についてもアプリの開発業者などがアクセスできるようになっていた。
グーグルは、開発業者が情報を不正に利用した証拠などは見つからなかったとしている。
グーグルは、こうした事態を受けて、サービスを2019年4月に終了すると発表した。これより前には19年8月の閉鎖を予定していた。