新型肺炎、iPhoneに打撃 業績予想未達へ

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上海のアップルストアの様子。マスクを付けた警備員が警戒に当たっている=2月15日/Qilai Shen/Bloomberg/Getty Images

上海のアップルストアの様子。マスクを付けた警備員が警戒に当たっている=2月15日/Qilai Shen/Bloomberg/Getty Images

ニューヨーク(CNN Business) 米アップルは17日、中国などで流行している新型コロナウイルスの影響により、以前に発表した業績予想が達成できない可能性があると明らかにした。主力のスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の中国での生産と販売に影響がでているという。

アップルによれば、先月発表した1~3月期の売上高見通しについて達成できない見込みだという。以前の見通しよりも通常の状態に戻るスピードが遅いとしている。

アップルの製造工程の多くは中国を拠点としている。新型コロナウイルスで最も打撃を受けている国は中国で、人口の約半分がなんらかの移動制限を受けている。

アップルは中国の販売店についても一時的に全店を営業停止にしていた。段階的な再開を行っているものの、時短営業などもあり客の出足は鈍いという。

2019年10~12月期のiPhoneの売上高は560億ドルと約8%の増加を見せていた。

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