米マイクロソフト、売上高が市場予測上回る 在宅勤務が追い風

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マイクロソフトの4~6月期決算で売上高が市場予測を上回る伸びを見せた/Jeenah Moon/Bloomberg/Getty Images

マイクロソフトの4~6月期決算で売上高が市場予測を上回る伸びを見せた/Jeenah Moon/Bloomberg/Getty Images

ニューヨーク(CNN Business) クロソフトは22日、2020年4~6月期の決算を発表し、売上高は前年同期比13%増380億ドルと市場予測の365億ドルを上回った。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、クラウドや在宅勤務に関連する事業の需要が高まったことが追い風となった。 利益は1株あたり1.46ドルとこちらも市場予測の同1.34ドルを上回った。 マイクロソフトのナデラ最高経営責任者(CEO)は、過去5カ月間で明確になったのは、技術力の強さが事業の回復力の鍵だということだと指摘。自社のデジタル面の能力を自ら構築した組織が今回の危機的状況からより早くより強く復活するだろうと述べた。 在宅勤務の継続がインテリジェント・クラウド部門などの売り上げを押し上げた。インテリジェント・クラウド部門の売り上げは17%増の134億ドルだった。 マイクロソフトの株価は決算発表後の時間外取引で2.5%超下落した。投資家はクラウドサービス「アジュール」の成長鈍化を懸念した可能性がある。アジュールの売り上げの伸びは47%で、1~3月期の59%から減速した。 専門家からは、マイクロソフトが障害に直面する可能性を指摘する声も出ている。特に、米国の大部分で再び経済活動が停止しているほか、リセッション(景気後退)もあり短期的に企業がIT関連への支出をさらに削減する可能性がある。

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