マスク氏、記者らのアカウント凍結を条件付きで解除

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ツイッターのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)/Michele Tantussi/Reuters/File

ツイッターのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)/Michele Tantussi/Reuters/File

(CNN) 米ツイッターのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は17日、先に発表した米記者らのツイッター・アカウント凍結を解除すると発表した。

ただし、マスク氏が規定違反と主張するツイートを記者らが削除するまで、アカウントへの書き込みは引き続き制限される。

マスク氏は15日、CNNのドニー・オサリバン記者やワシントン・ポストのドルー・ハーウェル記者、ニューヨーク・タイムズのライアン・マック記者ら数人のアカウントを凍結。記者らがツイッターの規定に反して同氏の現在地を公開し、「暗殺」の標的を示したも同然だと主張していた。

だが16日夜になって、自身の個人アカウント上で実施したアンケートの結果、回答者の59%がアカウントの即時復活に賛成したとして、凍結解除を発表。17日にはアカウントが閲覧できるようになった。

ツイッターは過去にも、アカウントの凍結を解除する条件として違反ツイートの削除を求めていた。しかし、今回対象となった記者らは、違反自体を否定している。

オサリバン氏とハーウェル氏は17日午前、ツイート削除には同意せず、ツイッターの判断に異議を申し立てる意向を示した。

ハーウェル氏は申し立ての文書で、これはジャーナリズムの問題だと強調。また、自分はいかなる個人情報へのリンクも投稿していないと主張した。

記者らのアカウント凍結に対しては、各報道機関や米自由人権協会(ACLU)、国連、米議会の民主党議員らから一斉に非難の声が上がっていた。

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