ツイッター不具合、マスク氏が「一時制限」と発表
ニューヨーク(CNN) 米東部時間の1日午前8時(日本時間同日午後9時)ごろから、世界各地でツイッターがつながりにくいなどの不具合が発生した。運営会社のイーロン・マスク会長は数時間後、一時的な閲覧制限を適用したとツイートした。
CNN記者を含むユーザーから、ツイッター上で投稿が読み込めず、制限超過のエラーメッセージが表示されるとの報告が相次いだ。全米でツイッターの制限超過や機能停止がトップの話題となった。
インターネット障害情報サイトの「ダウンディテクター」によると、報告は午前中に急増し、正午には7400件を超えた。
マスク氏はツイッター上で、極端な「スクレイピング」(データの収集、抽出)とシステム操作に対処するために一時制限をかけたと発表。1日に閲覧できるツイート数を認証アカウントは6000件、未認証アカウントは600件、未認証の新規アカウントは300件に制限すると述べた。
その後、上限を認証アカウントで8000件、未認証アカウント800件、未認証の新規アカウント400件に、まもなく引き上げると投稿した。
ツイッターでは6月30日、ログインしないと公開ツイートも閲覧できないようになっていた。意図的な方針変更なのか不具合なのかは不明とされた。
CNNはツイッターにコメントを求めたが、「うんちの絵文字」だけが返ってきた。
3月にも大規模な不具合が発生し、8000件を超えるユーザーから報告があった。