トランプ氏SNS運営会社、株価急騰続く 投資家は再選見込み

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トランプ前米大統領が創設したSNS「トゥルース・ソーシャル」を運営する「トランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループ」の株価急騰が続いている/Frank Franklin II/AP/File

トランプ前米大統領が創設したSNS「トゥルース・ソーシャル」を運営する「トランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループ」の株価急騰が続いている/Frank Franklin II/AP/File

ニューヨーク(CNN) トランプ前米大統領が創設したSNS「トゥルース・ソーシャル」を運営する「トランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループ」がウォール街で熱狂に包まれている。トランプ氏がホワイトハウスに返り咲く可能性があると認識されているからだ。

同社の株式はつい最近まで暴落していた。9月23日には過去最低の12.15ドルまで下落。最高値から82%下げていた。

しかし同社の株価はその後の3週間でおよそ150%上昇し、2倍以上に跳ね上がった。先週だけでも50%近く上がり、14日にはさらに18%急騰した。

これは、ミーム株と評される乱高下の激しい株にしても驚くべき好転だ。

トランプ・メディアは、この動きを説明できるような突然の収益源や目を引く新製品を発表したわけではなかった。ウォール街のアナリストや主要株主からの支持を得られたわけでもなかった。

この好転は、トランプ氏が11月の大統領選に勝利する見込みがあると認識されたことによるものだ。トランプ・メディアはトレーダーが選挙に賭ける手段として長い間機能してきた。

大統領選は依然として非常に接戦で、どちらに転ぶか分からない。しかし賭け事の場や最近の世論調査の一部はトランプ氏有利に傾いている。

トランプ氏は同社の株式を1億1475万株保有し、支配株主となっている。

トランプ氏が保有する同社株の価値は先月23日以降、約17億ドル(約2500億円)上昇し、34億ドルとなった。

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