ヒンドゥー教の光と彩りの祭典「ディワリ」開催 世界各地で
(CNN) インドなど世界各地でヒンドゥー教の光の祭り「ディワリ」が11日から始まった。
ディワリはサンスクリット語で「光の列」を意味する「ディーパバリ」の単語に由来する。毎年10月半ばから11月半ばの間に開かれ、ヒンドゥー教の暦の中でも特に大切な行事の1つとなっている。
祭りでは、ヒンドゥー教の神ラーマが10の頭をもつ魔王ラバナを退治し、14年の追放生活を経て帰還したという伝説をたたえ、「ディヤ」と呼ばれるランプやろうそくをともす。
また、女神ラクシュミーに捧げるため、床に色鮮やかな砂で模様を描く「ランゴリ」の装飾が施される。
ディワリの祭りはインド国内だけでなく、インド系住民が多く住む各国の都市でも開かれ、地元の人や観光客に親しまれているという。