世界各地の年越し風景 寒中水泳から鉛占いまで

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ドイツでは溶けた鉛を水の中に落とし、固まった鉛の形で新年の運勢を占う

ドイツでは溶けた鉛を水の中に落とし、固まった鉛の形で新年の運勢を占う

12粒のブドウ

パーティーのテーブルにブドウが出るのは珍しくないが、メキシコやチリ、コスタリカには大みそかに12粒のブドウを食べるという風習がある。12粒は1年の12カ月を象徴しているという。スペインでは、真夜中の鐘が12回鳴るのと同時に食べなければならない。急いでのどを詰まらせないよう気をつけた方がいい。

鉛占い

ドイツの風物詩をもうひとつ。スプーン一杯の鉛をろうそくにかざして溶かし、水を張ったバケツに落とす。冷えて固まった鉛の形で、新年が占えるという。卵の形なら家族が増え、クローバーは幸運、帽子は良い知らせを示すといった具合だ。ただし、だれも本気で信じてはいない。

子ブタのレース

スイスのスキーリゾート、クロスタースでは、元旦に10匹の子ブタを走らせるレースが開催される。優勝した子ブタはソーセージ工場行きを免れ、その年の町のマスコットに抜擢(ばってき)される。ただ、残りの9匹が食べられてしまうことに変わりはない。

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