ペンギンに会えるエコツアー 南半球の厳選5カ所

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ティエラ・デル・フエゴ諸島(アルゼンチン~チリ)では群れと一緒に歩けるプランがある 写真提供=Autumn Spanne

ティエラ・デル・フエゴ諸島(アルゼンチン~チリ)では群れと一緒に歩けるプランがある 写真提供=Autumn Spanne

(CNN) 野生のペンギンが見られる場所は、南極だけではない。南米やアフリカ大陸の最南端、オーストラリアのメルボルン近郊など、南半球の美しい自然を背景とした生息地を5カ所紹介する。

地球上に生息するペンギン18種類のうち、半数以上は絶滅の危機に直面している。旅行者は注意深く守られた生息地と配慮あるツアー会社を選ぶことで、ペンギンの保護に協力することができる。

1.ティエラ・デル・フエゴ諸島(アルゼンチン~チリ)

アルゼンチンのウシュアイアは世界最南端の都市。ペンギン観察の日帰りツアーを提供する業者は何社かあるが、群れと一緒に歩けるプランがあるのはピラ・ツアー社だけだ。

ウシュアイアから毎日2回、6時間のツアーが出発する。定員は20人と限られているので、事前の予約を忘れずに。マイクロバスで森や入り江を抜けて1時間半、さらにボートに乗り換えてペンギン島へ。ここはマゼランペンギンのつがい300組と、9月~4月に巣を作るジェンツーペンギンの小さな群れの観察拠点となっている。

にぎやかな鳴き声とともに海岸を歩くマゼランペンギン。ガイドの指示に従って一定の距離を置こうとしても、持ち前の好奇心で向こうから近寄ってくるかもしれない。ペンギンが巣を作る断崖の上にも案内されるだろう。多くは毎年同じ相手と、同じ巣に戻ってくるという。

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