小さなライオンが街に出現? 「たてがみ」のある犬見て通報 米
(CNN) バージニア州ノーフォークで8日、街中にライオンの子どもが現れたとの通報が相次ぎ、警察が出動する騒ぎがあった。実際にはライオンのように毛をカットされた犬だった。この事件を機に一躍有名となった犬は、インターネット上でも話題をさらっている。
ライオンと見間違われたのは、「チャールズ・ザ・モナーク(Charles the Monarch)」と名付けられたラブラドール・レトリーバーとプードルの雑種犬。地元大学にあるライオンの像を真似て毛をトリミングしてもらった後、通りを歩いていたところ、小さなライオンと誤認した人々が相次いで緊急通報電話をかけた。
「ライオンを見たので通報した」「小さなライオンのような動物がいるのを見た」といった通報を受け、警察は近隣の動物園にライオンが逃げていないかどうかを確認。動物園の職員も対応に追われた。
その後、ライオンと思われたのは犬であることが判明。ライオンのたてがみのような毛にカットされた「チャールズ・ザ・モナーク」は、インターネットの交流サイト「フェイスブック」にもページができるなど一躍人気者になっている。