湯浅、江戸時代の雰囲気漂う醤油発祥の町

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角長醤油資料館には、醤油作りで使用されるさまざまな道具が展示されている

角長醤油資料館には、醤油作りで使用されるさまざまな道具が展示されている

調味料メーカー「角長(かどちょう)」もその1つだ。1841年創業の同社は、この地域で最も古い醤油醸造所の1つで、昔ながらの大きな桶を使って醤油を醸造している。店のすぐ近くにある角長醤油資料館には、仕込み桶など、醤油作りに欠かせない道具が展示されている。

毎年4月に開催される「ゆあさ行灯(あんどん)アート展」の期間中は、町の通りが行灯の暖かな光に包まれる。

江戸時代に開業された公衆浴場「甚風呂(じんぶろ)」は、現在は銭湯跡歴史資料館となっており、明治・大正・昭和期に湯浅で使用されていた古民具を中心に展示されている。

また湯浅の古い建物の内装が見たければ、江戸時代の町屋を改装したカフェや、明治33年創業の日本料理屋「横楠(よこぐす)」を訪れるとよい。

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