期待高まるエアバス新型旅客機「A350XWB」
VIPとマスコミ関係者のみ
今回の航空ショーでA350がシンガポールに到着したのは、開幕直前だった。ただ機内への立ち入りが許可されたのは、航空ジャーナリストや英国運輸省のスティーブン・ハモンド政務次官などの要人など、ごく少数の選ばれた人のみだった。
A350は13時間かけてトゥールーズに戻り、市場投入の態勢が整うまで綿密な試験が続く。エアバスは今年の第4四半期中に市場に出せる見込みだとしている。
A350の初めての購入客であるカタール航空は同機を80機発注した。現在エアバスはA350について、39の顧客から814機の注文を受けており、発注した顧客の約3分の1はアジア太平洋地域の航空会社だという。