期待高まるエアバス新型旅客機「A350XWB」

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A350は、A320やA330など他の機種とほぼ同じ操縦室を備える。これにより、パイロットの共有や訓練期間の短縮が可能になり、航空会社の負担が大幅に減るという

A350は、A320やA330など他の機種とほぼ同じ操縦室を備える。これにより、パイロットの共有や訓練期間の短縮が可能になり、航空会社の負担が大幅に減るという

乗客エクスペリエンス

A350は、乗客が快適に過ごせるよう、広い客室と18インチ幅のエコノミー席を備え、さらに機内の空気は2~3分毎に入れ替えられる。

同機は、250~400人の乗客の収容が可能で、乗客315人収容時の航続距離は約1万4450キロ、飛行時間にすると17時間に相当する。

エコノミー席の標準配列は9列だが、A350には機体サイズが小さい順にA350-800、A350-900、A350-1000の3種類があり、座席の配列を8~10列に設定できるようになっている。機内娯楽設備は、顧客の航空会社の選択次第だ。

ビジネスクラスの乗客はあらゆる「特典」が体験でき、エアバスはムード照明の設置やフルフラットシートを選択できるようにすることなどを公約している。また航空会社の判断でファーストクラスの設置も可能だ。

現在は試験飛行用の試験機のみだが、正式な客室を備えたフル装備のA350がまもなく公開される予定だ。

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