シンガポールが他国に誇れる10のこと
9.人工植物園
4年の歳月と10億ドルもの資金を投じて作られた広大な植物園「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」には、世界中から取り寄せた50万本以上の植物が集められている。それを可能にしている要因のひとつが、園内にある2つの巨大なドーム状の温室だ。この温室内では、さまざまな気候が再現されている。
また園内には「スーパーツリー」と呼ばれる変わった形をした高層庭園があり、そのうち2本は「OCBCスカイウェイ」と呼ばれる空中散策路でつながっている。夜にはスーパーツリーがライトアップされ、そのうちの1本にはレストランが入っている。 庭園全体の営業時間は午前5時から深夜2時まで。年中無休。
10.きれいさ
シンガポールでは、ごみのポイ捨てや落書きに対して厳しい罰則があり、またガムを噛んだり、唾を吐くことも禁じられている。そのため、シンガポールは世界で唯一の「汚れのない主要都市」であり、MRTと呼ばれる地下鉄もきれいだ。
このように、町をきれいにするために慎重かつ綿密な方法が取られていることについては賛否両論があるが、ピカピカの超高層ビル群に、青々とし、きちんと手入れされた草木のあるシンガポールが、ユートピアののどかな風景に見えるのは間違いない。