ビザ免除国の多いパスポート、ドイツが首位
日本と韓国は14、15年版で3位に入っていたが、今年はそれぞれ5位と6位に順位を下げた。
ワースト5は下から順にアフガニスタン、パキスタン、イラク、ソマリア、シリアとなっている。
ヘンリー・アンド・パートナーズによると、ビザ免除の措置には国同士の外交関係が反映される。
今回最も大幅に順位を上げたのは、昨年5月に欧州連合(EU)とビザ免除の協定を結んだ東ティモール。15年版の89位から57位まで昇格した。
中国は日本や韓国、米国がビザ発給要件を緩和した影響で、93位から87位に上がった。中国観光客に対しては、英国やオーストラリアも同様の緩和措置を予定している。