都市を見下ろす巨大な額縁、新名所「ドバイフレーム」完成

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ドバイに高さ150メートルの新名所が誕生した

ドバイに高さ150メートルの新名所が誕生した

(CNN) アラブ首長国連邦(UAE)のドバイに、巨大な額縁のように見える高層ビル「ドバイフレーム」が完成し、今月から営業を開始した。ドバイの新しい観光名所になると期待されている。

ドバイフレームは高さ150メートル、幅93メートル。6800万ドル(約75億円)をかけて市内のザビール公園に建設された。

展望フロアの「スカイデッキ」からは360度の展望が広がり、南側には世界最高層ビルのブルジュ・ハリファがそびえる「新しい」ドバイ、北側には歴史地区の「古い」ドバイの街を展望できる。

ガラス張りの床に立ち、足元に150メートル下の地上を見晴らすこともできる。

下層階にある博物館では、静かな漁村から世界都市へと発展を遂げたドバイの歴史を紹介し、2050年の姿を予想する。

ただし1つ問題がある。メキシコ出身の建築家フェルナンド・ドニス氏が、自分のアイデアを盗まれたと主張しているのだ。

2008年、同氏はドバイ市が主催し、ユネスコ関連組織が監修する国際コンペで優勝した。著作権は優勝者本人に帰属し、正式な同意なく設計を利用することは認められていなかった。

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