イタリア・ベネチア、観光客に最大1200円の「訪問税」導入へ

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毎年約3000万人の観光客が訪れるベネチア市が「訪問税」の導入を決めた/Marco Secchi/Getty Images Europe/Getty Images

毎年約3000万人の観光客が訪れるベネチア市が「訪問税」の導入を決めた/Marco Secchi/Getty Images Europe/Getty Images

(CNN) イタリアの観光都市ベネチアはこのほど、同市を訪問した観光客から最大で10ユーロ(約1200円)の「訪問税」を徴収する方針を明らかにした。現在は宿泊客に対してだけ税を徴収していた。

毎年約3000万人の観光客が訪れるベネチア市は、これまでも観光客が押し寄せてインフラに負担がかかり続ける事態への対応に苦慮している。

昨年4月下旬からの大型連休では観光客の移動を規制するなどの対策も導入していた。

ベネチアのブルニャーロ市長はツイッターへの投稿で新税の導入を発表。市のより良い管理や街の美観の維持、観光客へのより良いサービスの提供、住民の生活環境の改善などにつながると指摘した。

徴収される税の金額は市を訪問する時期によって異なる。

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