ガンジス川の「聖なる橋」でヌード撮影、仏女性を逮捕
(CNN) インド当局は1日までに、ガンジス川に架かる橋の上で自身のヌード映像を撮影したとしてフランス人女性をわいせつ行為などの疑いで逮捕した。
現場は北部リシケシュの北方約5キロに位置するつり橋。ここはヒンドゥー教の神がロープでガンジス川を渡った神聖な場所とされる。
地元検察幹部がCNNに語ったところによると、女性はアクセサリー販売業の宣伝のため、橋の上でビデオを撮った。途中でショールを脱ぎ捨て、ヌードとみられる後ろ姿をカメラに見せている。
さらに滞在先のホテルでもわいせつな写真を撮影し、それらをインスタグラムに投稿。インスタグラム上で女性をフォローしていたインド人らが橋の風景に気付き、警察に通報した。
女性は先月27日、公共の場でのわいせつ行為と、インターネット上にわいせつ物を流した容疑で逮捕された。現在は保釈されている。
本人は仏AFP通信への文書で、衣服を一部脱いだのは現地で女性に対する嫌がらせを経験したのが理由だと説明する一方、「私の行動が現地社会の感情を害して申し訳ない。特有の文化への配慮に欠けていた」と述べた。