グアム観光局がワクチンツアー、台湾からの第一陣が接種受ける

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米領グアムのタモン湾=6月24日/Mar-Vic Cagurangen/AFP/Getty Images

米領グアムのタモン湾=6月24日/Mar-Vic Cagurangen/AFP/Getty Images

(CNN) 米領グアムで新型コロナウイルスワクチンをセットにした観光ツアーの受け入れが始まった。6日に早速、台湾からのグループが到着し、翌日接種を受けた。

グアム政府観光局が先月、ワクチン(vaccination)と休暇(vacation)を組み合わせた「エアV&V」プログラムを発表した。

12歳以上の参加者は到着翌日に滞在先のホテルで、米ファイザー、モデルナ、ジョンソン・エンド・ジョンソン製の3種類から選んだワクチンの接種を受けることができる。ほかの場所で1回目を済ませている場合も接種可能とされる。

海外からの渡航者に義務付けられていた隔離措置については、ゲレーロ知事が今月4日以降、搭乗前72時間以内に新型ウイルスの検査で陰性を示していれば免除すると発表した。同日以降に海外から訪れた先着5000人には、島内で使える500ドル(約5万5000円)の買い物券も贈呈される。

エアV&Vに参加するには航空チケットを取り、指定されたホテル11軒の中から滞在先を選んで予約する。ワクチン接種はオンラインで予約できる。

台湾の国営中央通信社(CNA)は、6日に台北からの最初の便で164人が現地に到着したと伝えた。台湾の大手旅行社ライオン・トラベルによると、今月中旬までのツアーはすでに完売している。

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