パスポート申請で最長18週待ちも、新型コロナが影響 米

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米国ではパスポート申請の未処理分が100万件を超え、待機時間が長期化している/JEFF HAYNES/AFP via Getty Images

米国ではパスポート申請の未処理分が100万件を超え、待機時間が長期化している/JEFF HAYNES/AFP via Getty Images

(CNN) 米国務省当局者は14日、主に新型コロナウイルスの流行によって引き起こされたパスポート申請の未処理分が100万件以上あり、対処していると明らかにした。待機時間が長期にわたるため現在有効なパスポートを所持していない米国人は今夏、海外旅行ができなくなるかもしれない。

国務省のパスポート部門の幹部レイチェル・アーント氏によれば、パスポートの新規の申請や更新の申請について、省内での処理時間や申請の取り込み、郵送などで最長で18週間かかる可能性がある。60ドル支払って処理を迅速に行ってもらう申請でも最長12週間かかるという。

アーント氏は「これは、今新しいパスポートを申請した人は秋になるまで新しいパスポートを入手できないことを意味する」と述べた。

未処理分の申請数は150万件から200万件の間だという。

アーント氏は、ワクチンを利用できた旅行者が増えて、通常よりも作業量が増加し始めたと述べた。

アーント氏によれば、国務省は150人を超える職員を全米の21機関に復帰させており、これにより処理速度が上がる見通しだという。

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