ミャンマー、来年初めに観光客受け入れを計画 実際に行く人は?

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タディンギュット祭で線香をたく尼僧ら=10月20日、ミャンマー・ヤンゴンにあるシュエダゴン・パゴダ/Ye Aung Thu/AFP/Getty Images

タディンギュット祭で線香をたく尼僧ら=10月20日、ミャンマー・ヤンゴンにあるシュエダゴン・パゴダ/Ye Aung Thu/AFP/Getty Images

一方で、コロナ不安や政情不安を理由に、ミャンマーへの渡航自粛を呼びかける国もある。

米国務省は現在、ビルマ(ミャンマー)について、新型コロナの症例数の多さと政情不安という2つの理由から、警戒レベルが最も高いレベル4の「渡航禁止」を勧告している。

これとは別に国務省は、「ビルマは強大な軍による残虐な弾圧のため、重大な政治的、経済的、人権的、人道的危機に直面している」と指摘する。

現時点でミャンマーの公式観光サイトには、観光客受け入れ再開の具体的な計画についてはほとんど記載されていない。しかし報道によれば、まず東南アジアからの観光客が対象となる見通しだ。

観光以外にも、外国からの旅行者のミャンマー入国に対する関心は高い。

家族との再会を待ち望むビルマ系の人たちや、ミャンマーの寺院訪問を熱望する仏教徒、出張して工場などのプロジェクトを監修する必要のあるビジネス関係者もいる。

例えば黄金の仏塔で有名なヤンゴンのシュエダゴン・パゴダはミャンマーでも特に重要な仏教聖地で、ブッダの頭髪といわれる毛髪などがあり、世界中の仏教巡礼者の関心は高い。

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