外国旅行が復活も、日本や中国など人気観光地で受け入れ再開せず
一方、香港の当局は来月1日以降、約2年ぶりに非居住者の入境を許可する方針を明らかにしている。ただし7日間の隔離義務があり、発着便の欠航も日常茶飯事だ。
台湾は2カ月前から制限緩和を進めてきた。外国からのビジネス関係者は先月7日に受け入れが始まり、今月12日からは有効な居留証を持つ外国籍の親族を対象に訪問の申請を受け付けている。
このほか就労ビザ、学生ビザのある人、投資やビジネス、人道目的で渡航する人も受け入れているが、いずれも10日間の隔離が必要。観光客はまだ入ることができない。
サモアは海外観光客の受け入れ再開の時期をまだ発表していない/Martin Valigursky/Adobe Stock
観光業への依存度が高い太平洋の島ではフィジーを筆頭にタヒチ、パラオ、クック諸島などが観光客の受け入れを再開した。一方でサモア、バヌアツ、ミクロネシア連邦、トンガ、ソロモン諸島などの地域はまだ再開に至っていない。