新たな航空機の開発でNASAとボーイングが提携、2030年代に実用化へ

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航空機のモデルを手にするNASAのネルソン長官/Joel Kowsky/NASA

航空機のモデルを手にするNASAのネルソン長官/Joel Kowsky/NASA

ボーイングの試算によれば、新たなナローボディー機の需要は35~50年の間に4万機増える見通し。

NASAはボーイングと共に手掛ける機体の設計について、現在最も燃費効率の高い機体との比較で燃料の消費・排出を3割低減できるとみている。

翼は長さを増した薄い構造を採用し、斜めの支柱で胴体とつながっている。この形状によって空気抵抗が低減し、結果的に燃料消費を抑えることができるという。

今回の提携には向こう7年間でNASAが4億2500万ドル(約544億円)を、ボーイングとそのパートナーが7億2500万ドルをそれぞれ拠出する予定。

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