「世界最高のシェフ」のレストラン、ミシュランで格下げ 二つ星に
ミシュラングループは声明で、「我々の決定が対象レストランに与える影響については十分認識している」と説明。美食家や読者との信頼関係は維持していると述べた。
ミシュランガイドは星を失うレストランに連絡中だとしつつも、今回の格付けは「恒久的なものではまったくなく」、審査チームによって毎年見直されるとしている。
ミシュランガイドの格付けを巡っては19年、レストラン「ラ・メゾン・デ・ボワ」が格下げされたことを受け、同店を経営するマルク・ベイラ氏がミシュランを相手取った初の訴訟を起こした。
しかし裁判所は、格下げによって損害が発生した証拠を提示していないとして、同氏の訴えを退けた。