空港アナウンスで恋人のプロポーズ、サプライズ婚約にNZ空港が全面協力
チャブラさんは電話やSNSのメッセージを通じて見つけられる限りの空港職員に連絡を取り、ついにオークランド空港の広報担当ローラ・プラッツさんとつながることができた。
プラッツさんの協力で、ケーキと花の準備、2人の家族の参列、プロによる撮影などの手配が実現。チャブラさんは空港放送で流してもらう自分のプロポーズの言葉を録音した。ただし緊張がなかなか収まらず、8回の挑戦を経てようやくうまく収録できた。
準備には全部で1カ月を要した。
何も知らないシュクラさんは、今回もただ、いつものようにニュージーランドに到着するだけだと思っていた。
そして迎えた8月18日。
シュクラさんが搭乗予定だった便は欠航となり、その日の別の便に変更になった。しかも交通渋滞に巻き込まれて乗り遅れそうになり、保安検査を駆け抜けて搭乗したのはドアが閉まる寸前だった。