空港アナウンスで恋人のプロポーズ、サプライズ婚約にNZ空港が全面協力
オークランドに到着したシュクラさんは、自分の荷物が到着していないことを知り、申請のためサービスカウンターへ行こうとした。しかし家族からの執拗(しつよう)な電話で、荷物の事は忘れてとにかく到着ロビーに出るよう促され、ようやくそれに従った。
そこにはチャブラさんがいた。片膝をついたチャブラさんの後ろに家族が集まり、「結婚してくれる?」の言葉を掲げる。空港アナウンスからは、チャブラさんの声でプロポーズの言葉が流れた。
頭が真っ白になったというシュクラさん。「あまりにロマンチックに思えるけれど、本当だった。しばらくの間、私たち2人しかいないように感じた。それから、家族や友人みんなが私たちを抱きしめた。魔法みたいだった」
2人はインドで挙式を予定している/Courtesy Auckland Airport
チャブラさんにとっては、何週間もかけた計画と舞台裏のドタバタが全て報われた瞬間だった。
チャブラさん一家とシュクラさん一家はいずれもインドの出身で、2人はインドで挙式を予定している。