ミシュランガイド、タコス立ち食い店に初の一つ星 メキシコ版で
店内の幅は約10フィート(約3メートル)で、複数の客が入れるだけの必要最低限の構えで一品を提供している。創業からは50年以上経つ。
ミシュランガイドは公式サイト上の声明で、店内の狭さにかかわらず「出されるタコスは格別」と感嘆。注文を受けて薄く切られる牛肉の味付けが絶妙で塩とライムのみを使っているだけ」とし、別のシェフが同時にトルティーヤを用意する。「この二つの作業の融合が醸し出す味は単純でありながらピュアの味覚を伝える至芸となっている」とたたえた。
客は肉入りの別の3種類のメニューも別に選べる。プラスチック製の皿で提供されるビーフステーキが盛り込まれた一品の値段は約5ドル(約785円)となっている。
ミシュランガイドが屋台に初めて星を与えたのは2016年、シンガポールの店が初めてだった。