北朝鮮、年内に外国人観光客の受け入れ再開へ 旅行会社が発表

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平壌の金日成広場=2020年4月、北朝鮮/Kim Won Jin/AFP/Getty Images

平壌の金日成広場=2020年4月、北朝鮮/Kim Won Jin/AFP/Getty Images

(CNN) コロナ禍で外国人の入国を制限していた北朝鮮が年内に、ほぼ5年ぶりとなる外国人観光客の限定的な受け入れを再開する。北朝鮮ツアーを営む旅行会社が14日に発表した。

北朝鮮旅行の再開は中国の高麗ツアーズとKTGツアーズがそれぞれオンラインで発表した。故・金正日(キムジョンイル)総書記の生誕地とされる三池淵への団体ツアーが許可されるとしている。

高麗ツアーズは「三池淵観光と、恐らくは北朝鮮国内の観光が2024年12月から正式に再開されることを現地のパートナーが確認した」と述べ、旅行日程などの詳細は数日から数週間以内に確定するとした。

金日成広場で記念撮影をする中国からの観光客=2019年/Ed Jones/AFP/Getty Images
金日成広場で記念撮影をする中国からの観光客=2019年/Ed Jones/AFP/Getty Images

一方、KTGツアーズは、「現時点で言及されているのは三池淵のみだが、平壌なども再開されると考えている」とフェイスブックに投稿した。

三池淵は中国との国境地帯にあり、朝鮮半島最高峰の白頭山に近い。中国人観光客にとっては人気の観光地で、コロナ禍以前はバスに乗った観光客が詰めかけていた。

しかし北朝鮮はコロナ禍で国境をほぼ全面的に封鎖。今年に入り、友好を深めるロシアから少数の団体ツアーのみを受け入れていた。

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