世界最強パスポートはシンガポール、日本は2位 25年版ランキング

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2025年版の「世界最強パスポート」ランキングが発表された/Andrea Pistolesi/Stone RF/Getty Images

2025年版の「世界最強パスポート」ランキングが発表された/Andrea Pistolesi/Stone RF/Getty Images

(CNN) 世界各国のパスポートについて、ビザなしで訪問できる国・地域の数を比較した2025年版のランキングで、シンガポールが首位に立った。

英国のコンサルティング会社「ヘンリー&パートナーズ」が20年前から毎年、IATA(国際航空運送協会)のデータから世界各地の移動の自由度を調べ、ビザなしで行ける国・地域の数を示す「パスポート指数」を発表している。

シンガポールのパスポートで行ける先は、世界227カ国・地域のうち195カ国・地域。2位の日本は、コロナ禍で訪問先から消えていた中国が復活して193カ国・地域になった。

3位には欧州連合(EU)のフランス、ドイツ、イタリアに加え、フィンランドと韓国がパスポート指数192で並んだ。

4位はオーストリア、デンマーク、アイルランド、ルクセンブルク、オランダ、ノルウェー、スウェーデンの欧州7カ国で、指数はそれぞれ191。欧州諸国間の自由な移動を定めたシェンゲン協定の強みが発揮されている。

5位はベルギー、ニュージーランド、ポルトガル、スイス、英国の190だった。

6位はオーストラリアとギリシャ(パスポート指数189)、7位がマルタ、ポーランド、カナダ(同188)、8位がチェコとハンガリー(同187)、9位がエストニアと米国(同186)、10位がラトビア、リトアニア、スロベニア、アラブ首長国連邦(同185)と、やはり欧州諸国が多数を占めている。

最下位は昨年と同じアフガニスタンで、指数は26。シリアが27、イラクが31にとどまった。首位と最下位の格差は過去最大を記録した。

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