ジョン・レノンさん殺害のチャプマン受刑者、7度目の仮釈放申請
ニューヨーク(CNN) 元ビートルズのジョン・レノンさんを殺害した罪で服役中のマーク・デービッド・チャプマン受刑者(57)が22日、7度目の仮釈放申請を行った。
同州の刑務当局によると、申請を受けて仮釈放委員会がチャプマン受刑者の面接を行い、認めるかどうかの判断を下す。決定の言い渡しがいつになるかは不明。
レノンさんは32年前の1980年12月8日、ニューヨーク・マンハッタンの自宅前で射殺された。この事件でチャプマン受刑者は禁錮20年~終身刑を言い渡され、ニューヨーク州の刑務所で服役している。
チャプマン受刑者が2010年に行った前回の仮釈放申請は、「現時点での釈放は不適切であり、公共の福祉に反する」との理由で却下された。同様に2000年、02年、04年、06年、08年の申請も却下されている。
チャプマン受刑者の申請について、過去にも却下を求めてきたレノンさんの妻オノ・ヨーコさんは、弁護士を通じて今回も却下を求める意向を明らかにした。