米副大統領討論会 ベテランと新鋭、流れを引き寄せるのは?
CNNのジェシカ・イエリン記者は、「多くの人々がオバマ大統領の失策をバイデン副大統領がどう挽回するのか、確かめるために討論会を視聴するだろう」と指摘する。
ライアン下院議員はウィスコンシン州のラジオ局に出演した際、「プレッシャーが増した」と語っている。ライアン氏は「オバマ大統領のパフォーマンスはひどかったし、ロムニー候補が米国民にしっかりと選択肢を示すことができたので、民主党陣営はバイデン副大統領を私にぶつけてくるしか選択肢がなくなった」と語った。
オバマ陣営で上級顧問を務めるロバート・ギブズ氏は「バイデン副大統領はこういうことになれている。政界での経験も豊富で討論にもなれている」と自信を見せる。バイデン氏は2008年に行われた民主党予備選の討論会でも高い評価を得ていた。
CNNと調査機関ORCの調査によれば、副大統領討論会について、投票予定者の55%がライアン氏、39%がバイデン氏が勝つと見ている。