米小学校銃乱射事件の捜査続く 大統領が遺族と面会
ランザ容疑者に犯罪歴はなく、メディアの取材に応じた少数の知人らは「なぜこんなことが起きたのかわからない」と口をそろえた。
容疑者の親族や元クラスメートの女性は「知的でおとなしいタイプだった」と振り返る。父親のピーター・ランザ氏は、15日に発表した談話で遺族らに弔意を示し、「家族は信じられない気持ちでいる」と述べた。
容疑者が13歳のころから3年間、スクールバスの運転手として顔を合わせていたという女性(52)は、当時の様子について「1人で後部座席に乗っていた。ほかの子どもたちと座ることはなく、友だちがいないようだった」と話した。
米国内では事件を受け、銃規制を求める声が高まっている。民主党のファインスタイン上院議員は16日、突撃銃などの新たな売買や譲渡、輸入、所持を禁止する法案を来月提出すると表明した。