クリントン国務長官、リビア米領事館襲撃事件の公聴会で反論
だがスティーブンズ大使らが事件前、警備強化を求めていたにもかかわらず国務省から拒否されていた件について、クリントン長官は直接の関与を否定。「(要望については)私のところまで上がって来なかったので目を通していない」と述べた。
またライス大使の発言について長官は、自分は当時、職員の安全確保に追われており「何を説明すべきか検討するプロセスには関わっていない」と答えた。
またクリントン長官は、リビアから流出した武器がアルジェリアなどに流出していると懸念を表明。マリ情勢については「マリ北部が(イスラム過激派の)安全な隠れ家になることを許容することはできない」と述べた。