米教員ら7割以上、許可されても銃は校内で持たず 世論調査
(CNN) 米国の教育関連企業は28日までに、学校教員の銃保持の是非などに関する最新世論調査結果を発表し、教師の約72.4%が例え許可されたとしても個人的には小火器を学校には持ち込まないと考えていることがわかったと報告した。
約90%は武装警官の校内への配置は治安改善につながると応じていた。
調査は教職者の人材開発などに従事する企業「学校改善ネットワーク」が今年1月、全米の教育関係者約1万1000人を対象に実施した。東部コネティカット州ニュータウンの小学校で昨年12月に発生した乱射事件を踏まえたものとなっている。
調査では、事件後に各学校で講じられた治安対策で最も多かったのは学校の全ての出入り口の閉鎖だったことがわかった。
また、回答者の大半が学校内は総じて安全と受け止めていたが、職場が銃犯罪の舞台となる可能性を問う項目では意見が割れた。校長10人のうち約4人はその可能性は払拭(ふっしょく)されていないと回答。この比率は、学校は安全でないとした31%より高かった。