35年間逃亡の連続レイプ犯を逮捕、偽名で生活 米
(CNN) 米東部マサチューセッツ州の警察当局は1日までに、35年前に保釈された際に行方をくらませた連続レイプ事件の被告を逮捕したと明らかにした。同被告は全米でも知られた「最重要指名手配犯」の1人だった。
逮捕されたのはゲーリー・アービング被告(52)。マサチューセッツ州に近いメーン州ゴーハムで、グレッグ・アービングと名乗り暮らしていた。
アービング被告は1978年、マサチューセッツ州で3件の女性レイプ事件で有罪判決を受けた。このとき判事が、量刑が決まる前、18歳の被告に対し両親との面会のために保釈を許した。アービング被告は終身刑となる可能性もあったが、行方をくらませた。
逃走後、同被告はマサチューセッツ州の「最重要指名手配犯」の1人となったほか、テレビ番組などでも取り上げられ、名前が知られるようになった。
捜査員によれば、アービング被告を逮捕したメーン州の住居で銃器類も見つかった。合法的な銃保持ではなかったため、これについても立件を進める方針だという。