米コロラド銃乱射事件の被告、精神状態を理由に無罪主張へ

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昨年7月の銃乱射事件では12人が死亡した

昨年7月の銃乱射事件では12人が死亡した

(CNN) 米コロラド州の映画館で昨年7月に起きた銃乱射事件で殺人などの罪に問われているジェームズ・ホームズ被告(25)の弁護団が7日、被告の精神状態を理由に無罪を主張する意向を表明した。

これに対してカルロス・サモール裁判官は、罪状認否の内容を変更するためには弁護団が「正当な理由」を示す必要があると指摘し、13日の審問でその機会を与えると述べた。

ホームズ被告は昨年7月20日に同州オーロラの映画館で銃を乱射し、12人を殺害、数十人を負傷させた罪に問われている。

調べによると、ホームズ被告はコロラド大学の博士課程に在籍していた元学生で、数カ月前から犯行を計画していたとされる。

初公判は来年2月に開かれる予定で、判決言い渡しは約4カ月後になる見通し。

ホームズ被告側は先に、起訴事実を認める代わりに死刑を免れ終身刑とする司法取引を提案していたが、検察側は1カ月前、死刑を求刑すると発表した。

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