北朝鮮ミサイル追跡の米軍司令官が職務停止、性的醜聞影響か
(CNN) 米陸軍は13日までに、米国を標的にした北朝鮮の弾道ミサイル追跡などの任務を担う西部アラスカ州フォートグリーリー基地の第49ミサイル防衛大隊のジョゼフ・ミレー司令官(中佐)に不適切な行為の疑いが浮上し、職務停止処分を科したことを明らかにした。
報道機関向け声明では、疑惑の詳細には触れていない。ただ、多数のメディア報道では、基地での性的な不祥事を黙認していた疑いが出ている。疑惑の調査は今年1月から始まった。
同大隊は弾道ミサイルの追跡、場合によっては撃墜する任務を持つ。
陸軍によると、ミレー中佐の調査が続く間、部下の上位将校が司令官を暫定的に務める。