NSA長官、情報収集で阻止したテロの具体例示す
当局者らは今後さらにテロ未遂事件に関する情報の機密解除を進め、今週中にも議会に報告書を提出すると述べた。
当局者らはまた、情報収集活動は裁判所や議会による十分な監督の下で合法的に実施されていると説明した。
NSAは米国民の電話や電子メールの内容を「スイッチひとつで」知ることができるのかとの質問には、アレキサンダー長官が「そんなことはない」と言明。当局が自由に通話内容を聞いたりメールを読んだりできるような技術は存在しないと主張した。
極秘の情報収集活動が公になったことについて、長官は「米国と同盟国に取り返しのつかない大きな打撃を与えた」と述べ、スノーデン氏の行為を改めて非難した。ロジャーズ委員長も、スノーデン氏が暴露したのは活動の一部だけをとらえた不正確な情報だと批判した。