米議会の決議案、シリア攻撃を最長90日に限定
(CNN) シリアへの軍事介入を巡り、米上院外交委員会は3日、武力行使の期間を最長90日に限定する決議案をまとめた。
オバマ大統領が示した決議案に対して泥沼化を懸念する意見などが出たことを受け、修正を加えた。期限を60日として30日の延長を認めるとの文言を盛り込み、地上部隊を投入しないと明記することで、民主、共和両党が合意した。同委員会は4日、この決議案を採決にかける見通しだ。
メネンデス委員長は「オバマ大統領に軍事行動の権限を与えると同時に、承認の対象を狭い範囲に絞り、米軍部隊をシリアでの戦闘に送り込まないことを確認する内容になった」と説明した。