性的快感求め首つり事故死か 米3女性監禁の受刑者
(CNN) 米オハイオ州で起きた女性監禁・暴行事件で服役していたアリエル・カストロ受刑者が9月、刑務所内で首をつって死亡したのは、自殺ではなく事故死だった可能性があることが、同州当局が10日に発表した報告書で明らかになった。
報告書によれば、カストロ受刑者が首をつった状態で発見された際、独房内には聖書が開いた状態で置かれ、床には家族の写真がきれいに並べられていたという。
報告書は「受刑者は独房の窓のちょうつがいにシーツを使って首を吊っていた。ズボンと下着はくるぶしまで下がっていた」と指摘。性的快感を得るために首を吊った可能性があるという。
しかし、解剖を担当した検視官は、性的快感を得るために首を吊ったと決定付ける十分な証拠はないとしている。
カストロ受刑者は遺書を残しておらず、事件以前に自殺を考えている様子もみられなかったほか、自殺の具体的な動機も見つからなかったという。