感謝祭の連休に突入、悪天候も交通網に大きな混乱なく 米
(CNN) 米国は感謝祭の連休入りを翌日に控えた27日、北東部や中部で悪天候のため空の便の一部に遅れや欠航などの影響が出た。しかし心配されたほどの大きな混乱はなく、関係者は胸をなでおろしている。
感謝祭の連休中には米国内で4300万人が移動する見通し。27日は各地で風雪が強まると予想されたため、交通網がまひするなどの事態が懸念されていた。
連邦航空局によると、ニューヨーク地域のラガーディア、JFK、ニューアークの3空港では強風のため30分から1時間の遅れが出たほか、フィラデルフィア国際空港の出発便は平均で2時間程度の遅れが出ている。
28日にかけては北東部で引き続き強風が予想されるものの、降雨や降雪は収まる見通し。
ただ、ニューヨークで百貨店のメイシーズが主催する恒例の感謝祭パレードが予定通りに行われるかどうかは、当日になるまで分からないという。
一方、長距離列車のアムトラックはほぼ予定通りに運行している。北東部のペンシルベニア州やニューヨーク州北部からカナダにかけては積雪があり、中部でも道路の除雪作業が行われているが、大きな混乱は出ていない。