米下院、予算案を可決 政府機関の閉鎖回避へ前進
共和党のベイナー下院議長は妥協案について、共和党の求める財政改革と比べて「完璧でも、十分でもない」と述べる一方で、「米国民の期待に応え、協力して合意点を探った結果だ」と語り、所属議員に予算案への支持を訴えた。
共和党が過半数を占める下院で、予算案に賛成した共和党議員は169人で反対に回ったのは62人。民主党では賛成が163人に反対が32人だった。民主党が優勢な上院では、一部議員がすでに反対の姿勢を表明しているものの、僅差(きんさ)で可決するとみられている。